サンコウチョウを求めて サンコウチョウは東南アジア方面から4月の下旬から5月の上旬にかけて山間部に飛来する夏鳥で目の周りがコバルトブルーで鳴き声が月(つき)星(ほし)日(ひ)ホイホイホイと鳴くことからサンコウチョウ(三光鳥)の名がつけられている。
友人が巣を発見。前日からこの付近で鳴き声でいることは確認していたのですがサンコウチョウの巣を発見するのは至難の業ですね。 巣に近づくときサンコウチョウがゲゲっと警戒する鳴き声をするときは巣に近づいたりしてはいけません。安全に巣立ってくれるよう見守りましょう。
この次期オスとメスが交代で卵を温めるのですが交代時間は決まっておらずで12分から35分位の間で交代していました。雄の方が愛嬌があってかわいいですね
雄の体長は45cm、メスは28cmと意外と大きいのですが巣は10cm程度と非常に小さいく自然のなかで見つけられにくく作っているのでしょうね。
サンコウチョウは非常に暗い場所に巣を作るために撮影するのも大変です。ss1/30〜1/25程度で被写体が動くとやはりすぐぶれてしまってきれいな写真が撮れません。今回1DMarkVを購入した直後だったのでISOを800まであげて少し楽にとれました。
巣の中で大きく口を開けている雛がみてとれます
オスは孵化するするまでは巣に入って卵を温めますが孵化してからは巣の中に入って暖めようとはしません。メスは 時々雛をおおっていました。直射日光があたると羽を広げて雛をおおっていました。
外敵、カラスなどが近くの枝にとまると弾丸のようになって体当たりして蹴散らします、さすがのカラスも退散します。やはり子育ての最中は凄いですね。

サンコウチョウの巣立ちは早く10-11日で巣立っていきます。ちゃんと巣立ってくれたのか心配してましたが同じ場所で親子でいるのを確認できてほっとしました。